センター試験 英語 過去問 徹底解答・解説

センター英語の詳細解説など

センター試験英語 過去問 平成28年本試験 第2問A 問1~問5

第2問 A(文法・語彙)その1(問1~問5)

次の問い(問1~5)の空欄に入れるのに最も適当なものを、それぞれ下の①~④のうちから一つずつ選べ。

 

問1 The train【   】when I reached the platform, so I didn't have to wait in the cold.

① had already arrived ② has already arrived 

③ previously arrived ④ previously arrives

 

解答・解説

1 答え①

「訳:プラットホームに着いた時、既に列車は到着していたので、寒い中待つ必要はなかった。」

プラットホームに着いた過去の時点よりも前に、列車は到着しているので、過去完了形のhad+過去分詞で表す。②は現在完了形、③は過去形、④は現在形であり、適さない。

previously 副詞:以前に、前もって

 

 

問2【   】 Tokyo has a relatively small land area, it has a huge population.

① Although ②But ③ Despite ④ However

 

解答・解説

2 答え①

「訳:東京は比較的面積が狭いが、人口が非常に多い。」

Althoughは文と文の間および文頭で使える。Butは文と文の間でしか使えない。Despiteは接続詞ではないので、Despite + S V~とはできず、Despite+名詞(動名詞)として使われる。Howeverは後ろに「,(カンマ)」が置かれる。

relatively 副詞:相対的に、比較的に

although 接続詞:…であるが、…だけれども、しかし

despite 前置詞:…にもかかわらず

however 副詞:しかしながら、どんなに…でも

 

 

問3 Children【   】by bilingual parents may naturally learn two languages.

① bringing up ② brought up ③ have brought up ④ were brought up

 

解答・解説

3 答え②

「訳:二か国語を話す両親に育てられた子供は自然に二つの言語を身に着けるだろう。」

bring upに「育てられる」という受け身の意味は無いため、①③は適さない。また、この文は現在の一般的な特性を指した習慣的行為と判断するのが適切なため、過去形の④は適さない。過去分詞を用いて受動態的に表す②が正しい。

bilingual 形容詞:二か国語を話す

naturally 副詞:自然に、当然

bring up:育てる、しつける、持ち出す

 

 

問4 My sister was not a serious high school student, and【   】.

① either I was ② either was I ③ neither I was ④ neither was I

 

解答・解説

4 答え④

「訳:私の姉は真面目な高校生ではなかったが、私もそうではなかった。」

否定文を含む文に続いて、…もまた…でないという表現は、neither+V+Sで表す。

serious 形容詞:真面目な、真剣な

 

 

問5 Before the movie begins, please【   】your mobile phone is switched off.

① keep ② make sure ③ never fail ④ remind

 

解答・解説

5 答え②

「訳:映画が始まる前に、必ず携帯電話の電源を切って下さい。」

keep + O + Cで「OをCの状態に保つ」、make sure (that)~で、「…を確かめる」、「必ず…する」never fail to doで「必ず…する」という意味になる。空欄の後は節なので、②が適切。④は意味が成り立たない。

remind 動詞:思い出させる、気付かせる

 

配点:各2点(計10点)

 

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