センター試験英語 過去問 平成28年本試験 第2問A 問6~問10
第2問 A(文法・語彙)その2(問6~問10)
次の問い(問6~10)の空欄に入れるのに最も適当なものを、それぞれ下の①~④のうちから一つずつ選べ。ただし、問8~10については、(A)と(B)に入れるのに最も適当な組み合わせを選べ。
問6 We have made good progress, so we are already【 】schedule.
① ahead of ② apart from ③ far from ④ out of
解答・解説
問6 答え①
「訳:とても捗っているので、既に予定より早い。」
ahead of scheduleで予定より早くという意味になる。他の選択肢の場合は意味が通らない。
make good progress:進歩する、捗る
apart from:…から離れて、…は別として
far from:…から遠くに、少しも…ではない
out of:…の外へ、…から離れて
問7 Thanks to their【 】comments after my presentation, I felt very relieved.
① friendly ② nicely ③ properly ④ warmly
解答・解説
問7 答え①
「訳:私の発表の後に彼らが好意的なコメントをくれたおかげで、とても安心した。」
②③④は副詞の意味しかなく名詞を修飾できないため、形容詞の①が適切。副詞は動詞を修飾し、形容詞は名詞を修飾する。
Thanks to:…のおかげで
presentation 名詞:発表、披露、授与
relieved 形容詞:ほっとした、安心して
friendly 形容詞:友好的な、好意的な、仲がいい
nicely 副詞:心地よく、きちんと、うまく
properly 副詞:適切に、礼儀正しく、正確に
warmly 副詞:温かに、熱心に、心から
問8 ( A )you've completed this required class, you ( B )be able to graduate.
① A:If B:won’t ② A:Unless B:would
③ A:Until B:won’t ④ A:While B:would
解答・解説
問8 答え③
「訳:この必修の授業を修了するまで、あなたは卒業できない。」
①の場合「もしこの必修の授業を修了したら、あなたは卒業できない。」
②の場合「この必修の授業を修了しない限り、あなたは卒業できる。」
④の場合「この必修の授業を修了した限り、あなたは卒業できる。」
意味が通るのは③のみ。
required 形容詞:必修の
unless 接続詞:…でない限り、もし…でなければ
Until 接続詞:…までずっと、…するまでは
問9 Wood( A )be used as the main fuel, but nowadays fossil fuels( B )widely.
① A:used to B:are used ② A:used to B:have been used
③ A:was used to B:are used ④ A:was used to B:have been used
解答・解説
問9 答え①
「訳:木は以前は主な燃料として使われていたが、今日では化石燃料が広く使用されている。」
Aには「以前は…したものだった」の意味となるused toが入る。be used toは「…に慣れている、手慣れる」の意味となる。Bはnowadaysから現在形を入れるのが適切である。
nowadays副詞:今日では、近頃は
fossil 名詞:化石 形容詞:化石の
問10 ( A )so considerate( B )him to come and see his grandmother in the hospital every day.
① A:He is B:for ② A:He is B:of
③ A:It is B:for ④ A:It is B:of
解答・解説
問10 答え④
「訳:毎日病院まで祖母を見舞いにくるとは、彼はとても思いやりがある。」
It is + 形容詞 + of + 人 + to不定詞の構文となる④が適切。to不定詞の意味上の主語には、基本的にforが使われるが、人の性質などを表す形容詞の場合はofを使う。
considerate 形容詞:思いやりのある、思いやりがあって
配点:各2点(計10点)